AGC初のLAN大会「MATCH OF THE F5」まであと4日！まだ少し日はありますが、大会当日を思いっきり楽しむ為に、まだまだ覚えるべき事はありますよ！

という事で今回も、F5をそれぞれの立場からより楽しめるように色々と紹介していきます。2回目となる今日は、前回に引き続きMLGアスリートルールの楽しみ方の観戦者側、for guest ! 編です。

を楽しもう！！　

Vol.2 HALO アスリートルール（MLGルール・AGLルール etc）の楽しみ方 for guest 編 ！

MLGルールの楽しみ方　for guest !

MLGはプレイするだけが全てではありません。プロスポーツのように、トップクラスのテクニックやチーム同士のアツいバトルに興奮し、時折飛び出すスーパープレイに大歓声を上げるのは観戦する側の特権です！ここではそんなMLGルールの見方、楽しみ方を紹介しましょう！これさえ押さえておけば、F5のCOMPETITIONバトルが数倍面白くなる事間違い無し！動画サイトやMLG公式サイト等で見られるプロのプレイ動画も、一段と楽しめるはずです。

プレイヤーは何を叫んでいるの？まずはコールアウトを覚えよう！

MLGのプレイヤーやAGCに参戦してくれる日本のトッププレイヤー達からボイスチャットを奪ってしまったら、きっと彼等は試合をあきらめるか、無料通話アプリのボリュームを最大まで上げてスマートフォンをモニターに貼り付ける事でしょう！それくらい彼等のプレイにとって「声」の要素は重要です。彼等はプレイ中、常に何かを話す・・・・というよりは叫んでいるのですが、あれは自分の周りに起きている事、今自分の目に見えている状況をチーム4人が共有する為の情報を伝えているのです。生放送等で彼等のプレイを見た方は、こんな感じの声を聞きませんでしたか？「ブルーランプワンショ！！」、「クローズ1人・・いや、2人湧いた！」、「リング２スナ、ダウン！」などなど・・・・、正直何言ってるのかさっぱりわかりませんね！ですが、これらの意味がわかれば、彼等が今どんな状況で争っているのか、もっと言えば、今画面に見えているもの以外の試合状況がよくわかるようになり、試合観戦がとても楽しくなります。なので、ここで彼等の交わす言葉、「コールアウト」の解説を少ししてみましょう。

まず、大前提として彼等はマップの至る所に名前を付けています。そしてMLG等のアスリートルールで採用されているマップは、大抵の場合マップ全体を２つのサイドに分ける形で、片側をレッド、もう一方をブルーと定義しています。最近ではマップ内にもそのカラーが配色されていて、視覚的にもわかりやすい場合が多いです。また、マップ内の建造物や大きな樹木、狭い通路等といった特徴的な場所のほとんどにも名称が付けられています。

そしてコールアウトの基本は、敵の居場所や確保したい武器等の位置をより正確に仲間に伝える事です。例えば、強力なスナイパーライフルを手にしている時にダウンを奪われてしまったあなたは、仲間にその事を伝えて相手に取られないようにしたい、できれば仲間に確保して欲しい、と思うはずです。ですが、その位置を正確に伝えようとしても、「岩、岩の下！」とか、「右側の上のところ！」では、どの岩の下なのか？どこから見て右側なのかが仲間にはわかりません。でも、それらの場所に名称を付け、共通の認識としておく事で、より正確に伝えたい場所を言葉にできるようになります。

それらを踏まえた所で！ここで前述のコールアウトをもう一度チェックしてみましょう！「ブルーランプワンショ！」というのは、どうやら「ブルーランプ」という場所に「ワンショット」でダウンを奪える敵がいる事を表わしている事になります。また、「クローズ1人・・いや2人湧いた！」と言う事は、「クローズ」と呼ばれる場所に敵プレイヤーが「湧いた」、つまり「リスポーン（復活）」した事を伝えています。そして、「リング２スナ、ダウン！」と聞こえたならば、それは「リング２」に居た敵スナイパーを「ダウン」させた、倒したという事だという事がわかります。どうでしょう？彼等の目に見えている状況が具体的に浮かびませんか？

その他にもコールアウトで使う単語はありますが、この「場所」と「状態」を表わす言葉が解れば、彼等の言っている事のほとんどは理解できるようになり、試合観戦が一層楽しくなるはずです！

と言う事で、次回はコールアウトを覚える上での最難関、マップの場所名を紹介していきましょう！これさえ覚えればあなたもすぐに仲間とカッコよく「コールアウト」できるようになりますよ！