STAGE RESULT

RESULT

MAIN BRACKET FINAL
いよいよPREOPEN STAGEもFINALを迎えた。ここまでMAIN BRACKETを1ラウンドも落とす事無く勝ち上がってきたCクラス ClimberS に立ち向かうのは、なんと開幕直前に急遽結成されたF/Aチーム Nextrr1gerZ !2DAYSで行われた大会とはいえ、この短期間の内にNZはみるみる成長を遂げてきた。MAIN BRACKET では outphase. に一度敗れたものの、LOSER BRACKETではきっちりとリベンジを果たしている事からも彼等の異常なまでの成長速度が伺える。そしてその勢いはDAY2で誰の目にも明らかな形となって表れていた。2日間に渡り格の違う強さを見せつけてきた ClimberS になんと初めて黒星を付けたのである。フラッグを奪取するまでの両チームの激しいキルの奪い合いは、リプレイを見ているだけで疲れる程。スコアが激しい接戦を物語る。
ダブルイリミネーションのルールにより、勝利までに必要なラウンドカウントで2本分のリードを持つCS 。このラウンドを押さえる事ができれば心理的にも圧倒的有利に立てる所だったが、ここでもスコアを先取したのはNZ。CSもブラボーを奪いスコアをイーブンに戻すが、続くチャーリーとアルファ2もNZが連取し、リードを広げにかかる。ビーコンを守り続ける彼等の動きは、チーム力と個人力の良い部分が要所要所で光っている。試合の流れを掴むという事はこういう事なのかもしれない。だが、序盤こそNZに翻弄されたCSだったが、4-2とリーチをかけられた事で逆に落ち着きを取り戻したのか、CSの守りは急に強固なものへ!追撃はあと1歩及ばずスコア5-4で勝利こそ奪われたものの、終盤に見せた勝負強さは次のラウンドへ期待を抱かせるに十分だった。
Nextrr1gerZの2連勝によりラウンドカウントは2-0へ。これで勝負は振出しへ戻った形だ。ここからは両チーム2勝した方が優勝となる為、このラウンドは相手へプレッシャーをかける意味でも重要な1戦になる。立ち上がりでオーバーシールドを獲得したのはClimberS。ここは一先ずリードを作りたい所だったが、序盤の撃ち合いは互角。むしろオーバーを取られたNZ側としては上々の立ち上がりだ。が、その後もパワーウェポン、オーバーシールドをしっかりと確保するCS。中盤に築いた6ポイントのリードを守り続ける。反撃の糸口を探すNZは、CSが個別に行動した隙を突いて逆襲を開始。終盤には44-44とその差を一気に詰め、このままこのラウンドも勝利するかに思えたが、このタイミングで出たオーバーを奪取したのはCS!その利を生かして押し切った!
ClimberS リードで迎えたラウンド4、Havenでのスレイヤー戦。後が無いNextrr1gerZ は積極的にCSを攻め立て、立ち上がりの撃ち合いを終えた時点でポイントは5-0。一気にリードを築き上げたNZに対し、CSは冷静に応戦。セオリー通りにランディングにポジションを構えると相手のリスポーンを固める事に成功し、その差を一気に詰めた。 但し、セオリーに対する対処方法もこのレベルの選手達にとっては既に常識。一方的な展開とはならず、ここからしばらくは1killを奪い合う一進一退の攻防が続く。試合は拮抗したまま終盤戦へ突入。1kill、1Death の重みが次第に増し、緊張感が漂い始める。スコアは47-47。どちらが勝ってもおかしくない勝負となったが、最後は ClimberS が勝利!二本先取されながらも重圧に打ち勝ち、見事王者へ登り詰めた。