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AGC2013 AUTUMNの締め括りとなる1戦は、誰もが認めるであろう国内の2トップ、「Next DimensioN」と「FANATIC」で争われる事となった。戦いは開幕ラウンドから激戦!見事な連携力を見せて先制したのはFANATIC。フラッグ獲得からキャリアーのルート確保までが恐ろしい程にスムーズで、フラッグを奪ってからの獲得率が非常に高く、開始から5分という短時間であのNDを相手にスコアを3-0として見せた。このまま一気に試合を決めるかに見えたFANATICだったが、噛み合わなかったNDの歯車がここから一気に回り始める。お返しとばかりに今度はNDがわずか5分の間にスコアを3-3のイーブンまで持ちこむと、最後は両チームフラッグ奪還を待つ状況の中、このタイミングでOS獲得に成功したaKa BarK選手が相手キャリアーを追い込んで試合を決めた。
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ラウンド2はスレイヤー戦。セミファイナルでは50-34とスコアが開いてしまった同カードだが、ここでは最後の最後まで緊迫した戦いを見せてくれた。中盤までの間に出現したOSの取得回数はFANATICが1回に対しNext DimensioNが2回。その影響もあってか、開始から5分経過した時点のスコアはND 29 - 21 FTCとその差は一時8Kにまで広がっていた。だが、中盤まで接戦を演じながらも一気に流れが傾いたセミファイナル同様、ほんの小さなきっかけで試合が動くのがスレイヤー戦の怖い所でもあり魅力でもある。終盤にかけてFANATICが見せた追い上げは、その動きを掴んだからこそ。見所はスコア47-47で迎えた試合終盤。両チームが一旦引いた事で試合を決める1Kの重みと緊張感が伝わってくる。試合を動かしたのはhalomom選手の一撃!リプレイ必見!
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Next DimensioNの連勝によって後が無くなったFANATICだったが、このラウンドでは戦術と技術の見事な融合を見せ、チームが秘める可能性を自らの力で示して見せた。最初のビーコンとなるアルファこそ奪われはしたものの、続くブラボー、チャーリー、そして2度目のアルファは出現と同時に起動させ、しっかりと守り抜いた。「FANATICのチームワークはまだ未完成」と言われながらも、このフィールドコントロールとセンスは現時点で既に脅威。2度目のブラボーを巡る争いは一進一退の激しい攻防の末にNDが奪取に成功し、スコアは3-2へ。一度起動させられたビーコンをFANATICから奪い返すのは至難の業だが、それをやってのけるNDの力にもまた驚かされる。最終スコアは5-3。終始フィールドを支配したFANATICがNDにシーズン唯一の黒星を付けた!
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ラウンドカウントはND 2 - 1 FANATIC。ここから反撃に転じたいFANATICだが、優勝へのカウントダウンはあと3つ。対するNDはあと1つ。Rd4のスレイヤー戦は、心理的に依然優位に立つNDが序盤から激しくFANATICを攻め立ててゆく。中でも今回のSTAGE2日間を通してキレのある動きを見せていたhalomom選手は、このラウンドでもチームを牽引しているように見えた。リードを奪われたFANATICも追撃の手を緩めず、一時9カウント差にまで開いたスコアを終盤には44 - 41まで追い上げたのだが、ここから先、この3Kill差がどうしても詰められない!最後はFANATIC、VEXATICN選手がhalomom、aKa Bark両選手をダブルキルで打ち取るものの、更にカバーに入っていたNDの新星DARTH IRISU選手が今季のラストキルを決めて試合を決した。